制作会社選び・発注

    2023.10.14

    コーポレートサイトの更新性を重視し、CMSに強い制作会社を選定した相談事例

    コーポレートサイトのリニューアルについてご相談いただきました。

    相談企業では、今後ホームページの情報を自社で積極的に更新していきたいという希望がありました。

    一方、現在サイトを管理している制作会社から出てきたリニューアルの見積もりについて、

    ・金額が想定より高い

    ・もう少し費用を抑える方法はないか

    ・自社で更新しやすいホームページにしたい

    という悩みがありました。

    そこで、まず見積金額そのものを比較するのではなく、

    「リニューアル後に、どのようにホームページを運用したいのか」

    から確認しました。

    一番重視していたのは「自社で更新しやすいこと」

    話を聞いていくと、今回のリニューアルで特に重要だったのは、デザインを新しくすることだけではありませんでした。

    今後は社内でホームページを更新する頻度を増やしたいという希望があり、

    ・情報を自社で追加したい

    ・更新のたびに制作会社へ依頼したくない

    ・Webの専門知識がなくても更新しやすくしたい

    という要望がありました。

    そのため、今回の制作会社選びでは、

    「CMSを導入できるか」

    だけではなく、

    「相談企業が実際に使いやすいCMSを作れるか」

    まで確認する必要がありました。

    CMSを入れるだけでは、更新しやすくなるとは限らない

    CMSは、ホームページの情報を管理、更新するための仕組みです。

    CMSを導入すれば、すべての企業が簡単にホームページを更新できるようになるわけではありません。

    サイトの構成や更新する内容によっては、企業側が使いやすいようにCMSを設計、カスタマイズする必要があります。

    例えば、

    ・一か所の情報を変更すると、関連する複数のページにも反映される

    ・決められた入力欄へ文章や画像を入れるだけでページを更新できる

    ・担当者がHTMLなどを触らなくても更新できる

    といった仕組みです。

    今回、既存の制作会社でもCMSを導入すること自体は可能でした。

    ただ、確認したところ、相談企業が希望しているような更新方法に合わせてCMSを細かくカスタマイズすることは、得意としていない会社でした。

    そこで、

    「見積もりが高いか安いか以前に、今回やりたいことと制作会社の得意分野が合っていない可能性があります」

    とお伝えしました。

    制作会社を選ぶ条件を整理

    改めて、今回の制作会社に求める条件を整理しました。

    ・コーポレートサイトをリニューアルできる

    ・CMSを導入できる

    ・CMSを企業側の運用方法に合わせてカスタマイズできる

    ・Webの専門知識がなくても更新しやすい管理画面を作れる

    ・公開後も自社で継続的に情報を更新できる

    単純に、

    「今の制作会社より安いところ」

    を探すのではなく、

    「自社で更新しやすいホームページを実現できる会社」

    を制作会社選びの基準にしました。

    CMSのカスタマイズに強い制作会社を選定

    条件を整理したうえで、CMSの構築、カスタマイズを得意としている制作会社を候補にしました。

    制作会社の実績や対応できる内容を確認し、今回の更新方法を実現できる会社を選定。

    その制作会社へコーポレートサイトのリニューアルを発注することになりました。

    今回のようにCMSが重要な案件では、

    「CMS対応」

    と書いてあるだけでは十分とは限りません。

    どのCMSを使えるのかだけではなく、

    「自社がやりたい更新方法を実現できるか」

    まで確認することが重要です。

    発注後も、企業側と制作会社の間に入って進行

    制作会社を決めて終わりではなく、発注後も相談企業と制作会社の間に入りながら進行しました。

    特にCMSについては、

    ・どの情報を自社で更新したいのか

    ・どのような操作なら社内担当者が使いやすいのか

    ・どの情報を連動させるのか

    ・制作会社側で管理する部分と、企業側で更新する部分をどう分けるのか

    などを確認しながら制作を進めました。

    企業側の希望を制作会社へ伝えるだけではなく、制作会社から出てきた仕様についても確認し、

    「実際の運用で使いやすいか」

    という視点から調整しました。

    自社で更新しやすいCMSを構築

    最終的に、相談企業が希望していた自社更新を前提としたCMSを構築することができました。

    単純にCMSを導入するのではなく、実際の更新業務に合わせてカスタマイズしたことで、社内でも情報を更新しやすいホームページになりました。

    今回の相談では、最初は、

    「今の見積もりが高いので、もっと安くできないか」

    というところから始まりました。

    ただ、内容を確認していくと、本当に重要だったのは、

    「安い制作会社を探すこと」

    ではなく、

    「自社で更新しやすいホームページを作れる制作会社を探すこと」

    でした。

    見積金額だけでは、制作会社を比較できないこともあります

    例えば、同じように「CMS対応」と書かれている2社の見積もりがあったとしても、実際にできることは同じとは限りません。

    CMSをそのまま導入する会社。

    企業の更新方法に合わせてカスタマイズする会社。

    操作方法まで考えて管理画面を設計する会社。

    制作会社によって、対応できる範囲や得意分野は違います。

    そのため制作会社を比較するときは、

    ・今回何を実現したいのか

    ・そのために必要な技術や対応は何か

    ・候補となる制作会社が実際に対応できるのか

    まで確認してから、見積金額を比較することが大切です。

    一見安い見積もりでも、必要なことができなければ、自社にとって良い発注先とは限りません。

    制作会社選び、発注について相談できます

    「複数の制作会社から見積もりをもらったが、違いが分からない」

    「やりたいことを実現できる制作会社が分からない」

    「見積もりに書かれている内容だけでは判断できない」

    「制作会社を選んだ後のやり取りにも不安がある」

    このような場合は、中小企業の商品、販促相談室の「制作会社選び、発注支援」でご相談いただけます。

    依頼したい内容を整理したうえで、制作会社の対応範囲や見積もりを確認し、自社に合った発注先を選ぶための判断を支援します。

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